British Journal of Sports Medicine誌に掲載された研究によると、運動不足は集中治療室に入る確率を73%増加させることが明らかになりました。
これらの対策の中で、最も強力なものの一つが運動です。

研究結果
このニュースは、British Journal of Sports Medicine誌に掲載された研究によると、運動や体を動かす事が出来ないと、より重症のコロナウィルスに罹患するリスクが高まり、さらには症状が悪化するということです。
パンデミック前の2年間に運動不足または運動量が少ない人は、アメリカのガイドライン、またはそれ以上に運動した人に比べて、入院する可能性が2倍以上、集中治療室に入る可能性が73%以上高いことが分かりました。.

調査結果
研究者らは、2020年1月1日から2020年10月21日の間に新型コロナウィルスの陽性反応が出た18歳以上の5万人の行動を分析しました。本研究では、アメリカのガイドラインを参照し、新型コロナウィルスに感染した被験者の症状の度合いと関連するかどうかを検証することを目的として、パンデミック前の2年間に被験者が実践した身体活動に関する行動を調査しました。
参加者は全員、中等度から強度の運動を週に何日、何分間行ったかを報告する必要がありました。そして、ガイドラインを参照し、週に150分以上身体活動を行っている被験者、週に11~149分運動している中程度の被験者、週に0~10分しか身体活動を行っていない不活発な被験者の3つのカテゴリーを作成しました。
ウェルネスライフスタイル
そのため、今まで以上に、定期的な運動を実践し、座りがちの習慣をできる限り避けることが不可欠です。そして運動は、Technogym(テクノジム)のミッションである「ウェルネスを世界規模で広め、人々のより良い生活を支援する」という重要なコンセプトの一つでもあります。
ウェルネスの概念は、1993年にリミニで開催されたカリフォルニアショーのウェルネス会議で、Technogym(テクノジム)が初めて世界に紹介したものであり、100%イタリアのライフスタイルとして、以下のようなものがあります。
・エネルギーとバイタリティ
・あらゆる場面での効率性
・自分にも他人にも余裕があること(安定した精神状態)
Technogym(テクノジム)は、運動だけでなく、バランスの取れた食事・栄養とポジティブシンキングによって、人々の生活の質を向上させることを目指しています。これらの3つの要素は、Technogym(テクノジム)の科学研究部門が考案した「ウェルネス・ピラミッド」を構成しており、精神的・肉体的な健康を完全に達成するための基本的なスキームとなっています。

体を動かすことについては、「ウェルネス・ピラミッド」では、ウォーキングや日常のちょっとした移動に階段を使うこと、ランニングやサイクリング、スポーツなどを推奨しています。
最後に、栄養面では、Technogym(テクノジム)が推奨する最も重要な習慣は、豊富な水分補給、果物と野菜の摂取であり、炭水化物、動物性および植物性タンパク質の摂取とのバランスをとることで、健康的で完全な栄養状態を維持することができます。