Exercise for the management

Zanuso S1, Jimenez A, Pugliese G, Corigliano G, Balducci S.

本研究は、運動と代謝の相互関係についての、より明確なエビデンスを厳密に検証することを目的に実施されました。ここで議論するエビデンスは、ランダム化比較実験、メタアナリシス、コホート研究といった手法で得られたものです。最近の専門文献で取り上げられる研究課題は、次の3つの領域、すなわち有酸素運動、筋力トレーニング、有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせに分類することができます。検証の結果、有酸素運動の効果は十分確立されており、強度の有酸素運動プログラムによる治療介入はHbA1c(ヘモグロビンA1c)の減少効果が大きく、最大酸素摂取量(VO2 max)およびインスリン感受性の向上が確認されています。入手したエビデンスから考察すると、筋力トレーニングは血糖コントロールの補助手段として、有酸素運動で同様の実験を行った場合と比較して、効果があると考えられます。筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせた場合の相乗効果や血糖コントロール機能の向上については、それほど多くのエビデンスが得られませんでした。しかし、入手したエビデンスからは、有酸素運動だけ、筋力トレーニングだけよりも、両方を組み合わせて実施する方がヘモグロビンA1cの変化が顕著であることが判明し、組み合わせによってさらなる改善が期待できると考えられます。